1.リニア飯田駅と中心市街地との交通アクセスについて
2013-09-16
(1)市街地活性化計画とリニア新幹線駅の関連について
福沢 都市のマネージメントのもかかわることリニアの駅位置が今年秋、JRから9月に発表されると聞く。中心商店街とのアクセスはその計画の行方にも大きくかかわる。153号線、県道、151号などいろいろな道路が関係してくると思う。今のままだはいけないと思う。早急に計画を策定し、市民に示すよう要望する。市民の一体感を創るためにも慎重な計画策定が必要だと考えるがどうか。
市長 公表内容をベースにして市街地とのアクセスを含めた駅の在り方、駅周辺の整備などリニア将来ビジョンやロードマップが具体化されてくる。県や広域連合、住民の考え方を聞かせてもらいまとめていく。市の考え方もその中でしっかり説明する。
(2)飯田線乗換駅(結節点)について
福沢 8月20日の報道では県とJRがリニア乗換駅の新設を検討しているという。飯田市として新駅については地元負担とまでかかれている記事についてどのように承知しているか。
市長 結節点について考えなければならないというのは当地域だけでなく伊那谷、県内で共有している問題、具体的な駅位置、ルートが明らかになることが大前提だが、結節点は重要との認識を持っている。
福沢 飯田市としては乗換駅の必要性はどう考えるか
市長 地域全体の要望だと理解している。
(3)リニア中央新幹線工事に伴う発生土について
福沢 この発生土はどのような基準で利用が行われるのか。また、輸送を考えると発生した地点となるべく近いところということも基準となるのか
また、発生土に関することでこのほか飯田市として聞いていることはあるのか
市 まず、リニアの本体工事で活用し、その次に関連する公共事業、民間事業で使うことになる。
福沢 現在リニア新幹線工事に伴う発生土利用の希望を飯田市として聞いている所はあるか
市 市として利用希望を取っている状況ではないが、話はいくつか来ている。地域や地権者の意向を踏まえて選定することが必要。具体的な検討はこれからとなる。
福沢 先日高森町では住民の皆さんに発生土の活用について意見を募ったと報道された。市として同じようなことをするつもりはあるか。今後発生土利用を地域として要望していくにはどうすればよいか
市 発生土については県のワーキンググループで検討していく。住民の要望もそこへ反映させる
福沢 リニアの工事は平成26年から始まり、発生土もそれに伴っていくと思われる。発生土の利用について地域の要望に十分応えるとともに、運搬に伴う環境問題など行政としてはしっかり対応してもらいたい。