ー人と人との絆を大切にー 福沢 清"

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2.健康づくり家庭訪問について

2012-06-26

(1)健康状態と市民のニーズは把握できたか

福沢 飯田市の健康づくり事業として、平成22年度、23年度に橋北地区全体の家庭訪問を行ったが、その目的は①地区のみなさんの健康状態とニーズを把握し、その結果を介護予防事業や保健・検診事業に反映させる②生活習慣病予防のための特定健診、各種がん検診の普及啓発・受信勧奨を行うということで承知している。

一番の目的、健康状態とニーズを把握することについて、初めての訪問事業でいろいろな苦労もあったと思うがどのように評価されているか。

市 健康づくり家庭訪問は地域健康の重点プログラムとして重要な取り組みとなっている。平成22年度、23年度は橋北地区、24年度は全市の62歳をモデルに市民のみなさんにご協力いただいている。

橋北地区では70歳の80%の人たちの8割が治療中、90%がかかりつけ医を持っていることがわかった。60歳台へのアプローチが必要との結論となった。

心身とも健康という方が86%という回答をいただいた。

福沢 橋北地区で家庭訪問ができた率は平成23年度実施分によると、全体で

およそ976世帯のうち実施できたのが499世帯となり51,1パーセントとなっている。実際に訪問して会えた数字として評価したいと考えるが事業を行った部門としてどうとらえるか。

特に訪問しても会えなかった方が50パーセント近くに上るが特定のグル―プが抜け落ちている可能性もあるのではないか。

市  60歳以上の70%に会えた。50歳台以下の50%に会えなかった。アパート、マンションに住む人たちに会えなかった。若い世代は会社で健康管理をしており、今後若い人たちへのアプローチが課題となる。

福沢 行政自ら住民の中に飛び込んでの事業は全国的にも珍しく、その発想、実行に敬意を表する。

一面では、若い層を中心に訪問しても会えなかったということだが今後のこの事業の中でどのように考えるか。今年度以降の事業にも関連してくる問題なのでしっかり分析し、検討していただくように要望する。

 

(2)介護予防事業や保健事業への反映はどうか

福沢 この事業大きな目的である、介護予防事業や保健・検診事業に反映させるとあるが具体的にどのような事業なのか。

市  2次予防予防高齢者に対する「ほいほい介護予防事業」、「はつらつ介護予防事業」「いきいき教室」などへの参加を呼び掛けた。

(3)特定健診、がん検診についての成果はどうか

福沢 三番目の目的である特定健診の受診率の成果はどうか。今までとの比較、ほかの地区、あるいは全国的な傾向からしてどうかお聞きしたい。

市  橋北では31,6パーセントが35,1パーセントに上がった。市内で21番目から9番となった。

福沢 特定健診の受診率は今回の家庭訪問で5パーセントくらい上がったということですがこの結果はどう見ますか。

市  家庭訪問の結果として健診率が伸びた。

福沢 家庭訪問の成果として評価したいと思いますが、個人的には願望も含めるともう少し上がるかなというのが感想です。

特定健診全般のことになってしまいますが、お隣の喬木村では県下一の健診率で66%だったと聞く。平成18年には32パーセントだったと聞いたので5年間に倍以上の伸びというわけだ。健康保険組合の加入者が喬木村の場合は1200人くらいに対し飯田市は約18000人で比較は難しいことはあるが参考にしたい。

喬木の場合は内部の組織な統合が良い結果をもたらしたとお聞きしました。人工透析者の率が高いことがこの取り組みの動機となったとも聞いた。喬木村をはじめ、受診率60%以上の松川町、大鹿村などからも学んでほしい。

続いてがん検診の成果についてもおたづねしたい。

訪問による成果はどうか。その原因はどんなことがあるか

市 23年度から啓発を全世帯回覧に切り替えた。その成果で検診率が2倍の23,000人に増えた。

福沢 訪問で大きな成果があったと思う。しかし国の目標は50パーセントでありまだまだ開きがある。

富山県では「がん対策推進員」が検診時期に近所の人に何度も声をかけたり、東京豊島区では未受験者に冊子を配布したりという活動もしている。飯田  市でも啓発活動を盛んにするような取組を住民とともにやっていく必要があると思う。

市  パンフレット、広報いいだによる啓発のほか、保健婦による直接会う勧奨が大事だ

飯田市議会福沢清議員 6月議会一般質問

(4)今年度家庭訪問の対象を62歳に絞った理由は何か

福沢 「地域健康ケア計画2012」によると、多くの事業所で60歳前半で定年になる人が多く、その結果生活パターンが変わり、生活習慣病を起こす可能性が高くなること、もう一つ退職後は国民健康保険への加入者となり、市でがん検診、特定健診を受けるようになるというように理解してよいか。

市 その通りだ。橋北地区2年間の検証をした結果と総合的に判断して、62歳を決めた。

福沢 今後、全市的な取り組みとなるが面接率の向上に向けどのような取り組みを考えているか。たとえば62歳で会社の健康保険組合から飯田市の健康保険組合」へ切り替える方に受付の方から家庭訪問事業を啓発するなどしたらどうか。また橋北の場合全世帯を対象として行ったのでダブル方もいる。今回はどうするのか。

市 窓口、地域振興センターなどで啓発していく。橋北の62歳も保健婦が変わったこともあり今回訪問を実施する。

福沢 今回の対象者は約1500世帯と聞く。橋北地区の実績は約600世帯。5月連休明けから12月までの事業の計画と聞くがそれまでに実施することができるのか。合わせて62歳というと勤めている割合も多い。全国ではこの年は男性で72%以上女性は40パーセント以上勤めているという。橋北の例もあり訪問実現が大切だと考えるが会える率を向上させることについてどのように考えるか。

そのためどなたがどのようにを行うか。どのような方法を考えるか。

市 事前通知や電話での連絡をして、家庭訪問をする。会えない場合は家族と話をする。

福沢 62歳というターゲットは良いと思う。会える率を向上させるようさまざまな工夫が必要と考える。少しでも実行できるよう努力していただくよう要望する。

(5)今後の家庭訪問事業はどう考えているか

福沢 この事業は、訪問して面接することのむずかしさはあるものの、行政としては画期的なもので、その発想と実行は素晴らしいと思う。25年度以降も続けていってほしいと思うが、22年度からこの施策を実行してきた市としてはどう考えているか

市  市民総健康・生涯現役をめざして、食、運動、歯のパンフレットを配る。生活習慣病予防も啓発する。

本年度の結果を検証し、来年度以降を判断していきたい。

福沢 松川町でも今年度から同じような事業が始まると聞いている。行政が自ら住民の中に入り、健康に関する啓発活動を行うことは全国的にも珍しくその点でも評価できることだと思う。

22年度から24年度までは橋北地区のように市街地で高齢化が進んでいるところと62歳をターゲットにしているが、違った傾向の地区を訪問して飯田市全体の健康について分析することも必要ではないか。一方で今後の高齢者の健康を考えると毎年62歳をターゲットにする方法もあると思う。1人暮らしの高齢者の健康を守るなど今後の市政のかかわり方など明らかにしていっていただきたい。

この事業について最後に市長の今後にかける思いを聞かせていただきたい。

市 モデル地区を見ると実績は高い。

今年度は62歳をターゲットとして実施し、次年度は検証していきたい。